体臭がアンモニア臭がするの肝機能の低下が原因か

トイレ

よく、「すっぱい汗の臭い」という言い方を耳にしますね。
本来、すっぱいというのは、味覚の表現なので、「酸っぱいレモン」とか、
「このお酢は酸っぱすぎる」などと言った風に使う言葉です。
「臭いが酸っぱい」というのは、この酸味をイメージする臭いという事になりますね。

汗の臭いは、「むっとくる臭い」「ツンとした酸っぱい臭い」「あぶら臭い」「焦げ臭い」「土臭い」「しょっぱい」「おなら臭い」などと言った具合に、非常にさまざまな言葉で表現されます。

このように数ある汗の臭いの表現の中から、酸っぱい汗のイメージの成分を考えてみると、おそらく、乳酸や、アンモニアが引き起こす、酸味の臭いだと思われます。
特に、「つんとくる酸っぱい臭い」と表現される場合は、アンモニア臭が想像されます。

また、皮脂が古くなり、酸化した場合も独特な悪臭となります。
いわゆる古くなったアブラの臭いです。
皮脂の酸化した臭いは、例えば、てんぷら油を長い事放置して、酸化してしまった臭いに近いのですが、この臭いを、すっぱい臭いと表現する方もいらっしゃるかもしれません。

乳酸、アンモニア、皮脂、それぞれ酸っぱい臭いと表現される成分ですが、
この成分が、汗に含まれてしまう原因は違ってきます。

血行が悪いと増えてしまう乳酸

乳酸は、人間に2つある汗の出口である「汗腺(かんせん)」のうちの1つである「エクリン腺」から排出される汗に含まれています。
乳酸は、汗の成分のなかでも、「酸」が最も強く、他の成分の臭いと
混じり合った時にも、乳酸が「酸味臭」をより強く付加してしまいます。

汗の中に、この乳酸が増えてしまう条件は解糖系のエネルギー代謝で発汗されている場合です。
この「解糖系」の代謝は、血液中に酸素の量が少ない時に起こります。
ですから、この乳酸からくる酸っぱい臭いを解消したい場合は、
スポーツや入浴などで血行を良くすることが大切です。

おしっこ臭の汗の原因はアンモニア

ご存知の方も多いと思いますが、
「アンモニア臭」というのは、いわゆる「おしっこ臭」と同じです。
身体から「おしっこ臭」がする場合は、腎機能が低下し、体内に尿素が溜まっている可能性があります

尿素が分解され、汗と一緒に皮膚から放出されています。
あまりにもアンモニア臭が強い、鼻につんとくるような汗の臭いの場合は、
一度、病院で腎機能のチェックをしてみましょう。

他には、前述の乳酸と同じように、血液の流れが悪く、酸素濃度が低い場合、解糖系サイクルによって発汗しようとするので、乳酸の増加に伴い、アンモニアも汗の中に増えていきます。

古くなったアブラ臭が汗に移る

皮脂は、皮脂腺から分泌されるので、汗の出口である汗腺とは違う穴から出てくるのですが、皮膚の表面に排出された時に、両方が混ざってしまうので、皮脂の臭いが汗に移り、さらに皮膚の表面に住んでいる細菌類によって、分解され、臭いを放つようになります。
また、皮脂自体も、長く空気に触れていると、どんどんと酸化が進み、古い油のような臭いを発するようになります。

皮脂は、動物性脂肪を摂りすぎると分泌が増えますし、
女性よりも男性の方がホルモンの作用で皮脂分泌が多い傾向にあります。
また、皮脂腺や汗腺の両方が集中している、脇の下や頭皮は、
皮脂と汗が混ざりやすく、悪臭が発生しやすい部位です。

この他にも、すっぱいと感じる汗の臭いの原因は、
いろいろとあるかもしれません。
例えば、喫煙する人は肺から入って、血管に直接に循環されますので、身体からも体臭となって放出されますし、腸内環境の悪い人も、ガスが体内で再吸収されてしまう事もあります。

いずれの原因にしても、悪臭とも思えるほどに、
汗が酸っぱい臭いに感じる時は、身体の何らかの異常のサインかもしれません。
本来のサラサラで無臭な汗をかけるように、体質改善を心掛けましょう。

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