アルコールの摂取量と加齢臭の因果関係が明かされる

お酒は、昔から、百薬の長と言われるように、適量であれば、身体に良いものとされてきました。

では、加齢臭にとって、アルコールはどのような作用を及ぼすのでしょうか?

 

アルコールに限らず、刺激的な臭いを発するニンニクやネギ、ニラなどの野菜も、体内に入った後に、

その臭いは消えるわけではなく、胃や腸で、栄養素が分解吸収された後に、ガスとなったり、体臭となって、体外に放出されます。

アルコールは、食べ物の様に胃や腸で吸収分解されることはありませんが、

アルコールを摂取すると体内で「アセトアルデヒド」という物質が作られ、

血液に乗って肺や皮膚から体外へ排出されます。これがいわゆる「お酒臭い」口臭や体臭となります。

中高年の飲みすぎは、老化に直結

ワイン 

また、アルコールは、肝臓で分解されますが、その際に多量の活性酸素が発生します。
若いうちは、消化酵素が十分に供給されるので、あまり問題になりませんが、

中高年になると、この消化酵素が減少するので、体内に活性酸素が増加してしまいます。

 

この活性酸素は、細胞膜を健康に維持する役目をもつ脂肪酸を酸化させ、毒性のある過酸化脂質に変えてしまいます。
このために、細胞は死滅し、老化現象となってしまうのです。

そしてまた、加齢臭にとっても、活性酸素が増えてしまう事は、良くないのです。

肝臓のダメージは加齢臭にも

加齢臭のメカニズムをご説明しますね。
40代以降になると、皮膚の奥にある皮脂腺から、不飽和脂肪酸(パルミトオレイン酸)が、発生します。

また、皮膚膜に存在し、肌を守る働きをしている物質(スクワラン)が、活性酸素により過酸化脂質に変化してしまいます。

 

この二つの物質(不飽和脂肪酸と過酸化脂質)が混ぜ合わさることにより、臭いの原因となる「ノネナール」が発生します。これがいわゆる加齢臭です。
アルコールの多量摂取は、活性酸素により、この「ノネナール」を増やしてしまうので、加齢臭も増加してしまいますね。

また、アルコールは、汗腺の働きを活発にし、
アポクリン腺やエクリン腺からの汗の分泌を促進します。

さらに、アルコールを摂取すると、身体がぽかぽか暖かくなりますよね。
この体温上昇によって発汗も促されます。

以上の様に、過度のアルコール摂取は、加齢臭の原因である「ノネナール」を増やしてしまう他、
お酒臭い体臭や、体温上昇のための発汗作用で、加齢臭がさらに混合臭となり、強烈な悪臭となってしまうのです。

皆さん、アルコールはほどほどにしておきましょうね。

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