フェロモン香水ってホントに効果あるの?

男女

お手軽にフェロモンを身体にまとう事が出来る、「フェロモン香水」についてご紹介したいと思います。

「ヒトフェロモン」は1970年代あたりから、その存在が証明される研究がぞくぞくと発表されてきましたが、それまでの長い人類の歴史の中では、ヒトフェロモンは、すでに退化してしまって、存在しないものだと思われてきました。

今日でも、ヒトフェロモンとして、科学界ではっきりと認定されているものはなく、「フェロモン様物質」として、少数の物質の、名前が挙がっています。

怪しげな商品に要注意

フェロモン香水は、目に見えない魔法の様なイメージで、とても曖昧な宣伝文句で、出回っているものもあります。
特に、「ヒトフェロモン」という言葉の乱用や、「ムスク」や「アロマ」をフェロモン香水だとして販売している所も少なくありません。

そもそも、ヒトフェロモンは、
「男性が放出し、女性が感知して興奮する物質」
「女性が放出し、男性が感知して興奮する物質」
それぞれ、別の種類のものですから、それをひとくくりに、ヒトフェロモンという名前だけで売り出すのは、誰に対して効果があるのか、わかりません。

フェロモン香水を購入する場合は、配合してあるヒトフェロモンの物質の名前を確認しましょう。

女性用のフェロモン香水でしたら、
「アンドロステノール」や「エストラテトラエノール」
のように、女性の排卵期に関係しているフェロモンが配合されている香水は、男性を誘う意味で、女性が身に付けて効果のある物質です。

これらのフェロモンは、自分が大人の女性として成熟し、排卵が間近もしくは排卵中である事を知らせるフェロモンで、男性を興奮させる物質です。
ですから、男性がこの香水を身に付けては意味がありません。
また、他のフェロモン物質である「オスモフェリン」なども同様に、女性が身に付けて、効果があります。

これを間違うと、同性を呼び寄せてしまう可能性があります。
この効果を利用して、中には、「ゲイ用」「レズビアン用」といった香水も販売されています。

ムスクはフェロモンではない

ムスク(musk)は、ジャコウジカのお腹の部分の麝香腺から得られる分泌物です。
フェロモンは、昆虫や爬虫類、哺乳類など、幅広い生物が持っている物質ですが、同じ種類の個体同士に効力を発する物質です。

つまり、フェロモンは、ハチはハチにしか効きませんし、アリのフェロモンは、アリにしか察知できません。

よって、鹿の分泌物は、人間に作用する事はありません。
ただ、男性ホルモンに似た物質が含まれているために、女性にとって良い匂いと感じるのかもしれません。

フェロモンは、本来は、無色無臭の物質ですから、フェロモン香水という表記は間違いなのです。
「フェロモンスプレー」などが正しい表記かもしれませんね。
フェロモン香水を購入する際は、成分を良く確かめ、男性用か女性用か、間違わないようしましょう。

コメントは受け付けていません。

サブコンテンツ

このページの先頭へ